13 April 2009

さくぶん 二

高校の三年生の時、ニューヨークのアル・ステート・オーケストラとえんそうしました。私のじゅみはバイオリンをひくことです。9歳の時、はじまりました。ニューヨークに住んでいる音楽の学生は毎年えんそうのしけんをうけなければなりません。しけんえ百点をとったら、アル・ステート・オーケストラとえんそうすることができます。しけんはとてもむずかしいですから、学生があまり行きません。しかし、あの年、ラッキーになって、しけんで百点をとりました。

アル・ステート・オーケストラはゆうめいな学生のオーケストラです。もっとも上手な音楽の学生だけはあのオーケストラとえんそうすることができますから。コンサートは一年に一回ニューヨークのロチェスターであります。2005年12月に私は行きました。

あの日、早く起きて、バスの駅へ行って、バスにのりました。うちからロチェスターまでバスで5時間ぐらいかかりますから、ねました。ロチェスターにたういた時、ホテルにとまりました。バイオリンそうしゃでしたから、オーヂションしなければなりませんでした。リハーサルをはじまる前にしきしゃに会いました。しきしゃは「はじめまして。私はしまだとしゆきです。どうぞうよろしく」と言いました。日本人で、せがひるくて、かみがみぎかくて、めかねをかけている男の人でした。しまださんはとても上手で、ゆうめいなしきしゃでした。そして、ほかのえんそうしゃはとても上手でした。私がさんかするオーケストラの中で、あのオーケストラが一番よかったです。

二日れんしゅうしました。リハーサルはとても長かったですが、おもしろかったです。みんなさんはとてもねつれつでした。

それから、コンサートの日は来ました、えんそうの前にしまだだんは「みんなさん、私がさんかするアル・ステート・オーケストラの中で、これが一番よかったです。楽しかったです。がんばってください」と言いました。あとで、イーストマンコンサートホールでえんそうしました。

あれは私の大好きなえんそうです。楽しくて、たくさん習いましたから。あいにく一回だけいくことができました。でもさびしくても、まんぞくしています。あのけいたんをいつも思い出します。